VIO脱毛(介護脱毛を含む)|泌尿器科バウムクリニック|川口駅近くの泌尿器科

〒332-0017埼玉県川口市栄町3-1-14 川口三栄ビル4階
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VIO脱毛(介護脱毛を含む)

VIO脱毛(介護脱毛を含む)|泌尿器科バウムクリニック|川口駅近くの泌尿器科

介護イメージ

当院は、泌尿器科専門クリニックとしてVIO(性器~肛門周囲)のみを対象とした介護脱毛を提案します。陰部の臭気や陰毛による介護トラブルなど長期的な問題解決を図ります。
実は、私が“介護脱毛”という言葉を知ったのはここ数年のことであり、まさしく目から鱗が落ちる思いでした。しかし、長生きが可能となった時代だからこそ、長期的な展望で日々の生活や将来的な介護における懸念を払拭したいと思うのは自然なことのように思います。ただ、自分を含めミドル世代が行きやすい脱毛施設は少ないように感じました。当院は泌尿器科診療を主体としたクリニックだからこそ、ミドル世代にとっても敷居を低く感じていただけるのではないかと思い、医療の一端として介護脱毛を行う方針としました。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。

介護脱毛とは

ご自身の老後に介護を受ける時のことを考え、特に40歳以上のミドル世代を中心にVIO脱毛と呼ばれるアンダーヘア(性器~肛門周囲の陰毛)の脱毛を受ける方が増えています。こういった将来の介護に備えた脱毛を「介護脱毛」といいます(広義には脇の脱毛も含まれる解釈もあります)。

介護脱毛は、介護される側(ご本人)にとっては臭いや皮膚トラブルが減り、介護者(ご家族や介護士など)の負担が減ることで、羞恥や申し訳なさが軽減される効果が期待できます。一方で、介護者にとっても排泄介助がスムーズになるだけでなく、臭いに対する嫌悪感の軽減や生活環境を衛生的に維持できるというメリットがあります。

現在、我が国の平均寿命は、男性81.41歳、女性87.45歳と多くの人が長生き可能な時代になりました。しかし、厚生労働省が公表している健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)は男性72.68歳、女性75.38歳と男性で約6年、女性で約12年の開きがあります。全ての人が寝たきりになるわけではないですが、今後はご自身の介護について真剣に考える必要があるのは確かなようです。

前述の通り、介護脱毛は、介護する側/される側の双方にとってプラスであることが徐々に認知され、施術を受けられる方が増えています。

介護脱毛のメリット

陰部の衛生面

排泄時の介助では、デリケートゾーンはきれいにふき取ったつもりでも、陰毛や皮膚に排泄物が残りがちです。
脱毛することで排泄のケアがしやすくなり、炎症や感染症の予防につながります。

臭いの軽減

陰毛が多い状態では、蒸れやすく雑菌が繁殖しやすいため悪臭の原因になります。
現在、在宅介護における高齢者のおむつ交換の目安は1日4回という報告がありますが、排泄回数は排便を含めると8-10回ほどになります。とはいえ、排泄毎に陰部の洗浄、おむつ交換をするのは本人の自尊心を傷つけ、介護者の負担を大きくするばかりです。介護脱毛による臭いの軽減は、介護される側の尊厳を保ち、心理面においても衛生的な効果があります。

皮膚トラブルの予防

皮膚トラブルの予防には、介護者による丁寧な清拭が求められます。ごしごし拭いて肌を傷つけてしまってはよくありませんが、陰毛に絡みついた排泄物を除去しにくいことは想像に難くありません。減毛することで皮膚の状態がしっかりと確認できるため、皮膚トラブルの予防にも有効です。

介護脱毛までの基本的な流れ

1

はじめに

介護脱毛についての説明や注意はこちら

  • 「脱毛を受けられない方」「医療脱毛に注意が必要な方」について確認をお願いします。
    紙のパンフレットをご希望の方は受付にて配布しておりますのでお申し出ください。

2

カウンセリング

お電話にてご予約ください(048-241-3300

介護脱毛の可否について再度確認し、施術の説明を行います。
希望される方は当日のテスト照射(1,000円/回)も可能です。

3

施術(料金表参照)

施術前の表面麻酔、剃毛については有料でお引き受けいたします。
施術時間は毛の量や太さ、照射範囲によってかなり個人差があります。

脱毛効果における注意点

脱毛効果は黒い毛のみ

医療レーザー脱毛は、黒色や茶色(メラニン色素)に吸収される波長のレーザーを照射して熱を伝え、毛根や周囲組織を破壊することで脱毛の効果を発揮します。そのため、白い毛には反応しません。ミドル世代で介護脱毛のニーズが高まっているのも、白髪になってしまう前に脱毛を終える必要があるという背景があります。

脱毛効果は発毛周期の毛根のみ

発毛周期にある毛根に対してのみレーザー照射による脱毛効果が発揮されます。そのため、間隔をあけて複数回行わないと全ての毛根に対してアプローチできません。1回でも毛が減ったという実感を感じられる方が多いですが、介護脱毛として有効な大部分の減毛を目指す場合には、6回以上の脱毛治療が効果的です*)。

*)毛の濃さや量には、個人差が大きいため全ての方に当てはまるわけではありません。カウンセリングにてご自身に推奨される施術回数を提案します。

介護脱毛を受けられない方

身体的要因

  • 直近1ヶ月以内に全身麻酔を要するような手術や心疾患の治療を受けている方
  • 妊娠中・産後3ヶ月以内(3ヶ月以内の中絶・流産を含む)の方(安全性が確立されていないため)
  • ペースメーカー・ICD挿入中の方
  • 光過敏性(光感受性)てんかんの既往がある方
  • 700nm以上の波長に光線過敏症がある方(紫外線(10-400nm)とは異なるため紫外線による光線過敏症があっても禁忌ではない)
  • 自立での歩行が難しい方、お洋服の着替えに介助が必要な方
  • 介護認定を受けている方(要支援・要介護)
  • 股関節に痛みや可動制限がある・股関節術後、下肢の麻痺や拘縮がある方

照射部位の皮膚要因

  • 照射部位に皮膚悪性腫瘍やウィルス等の活動性病変、真皮性の色素性疾患(異所性蒙古斑等)がある方
  • 照射部位に皮膚症状(発疹、湿疹、赤みやびらん)がある方
  • 照射部位に刺青や金の糸の埋入がある方

精神的要因

  • 精神疾患や認知症を患っている方
  • アルコール依存症の方
  • 疼痛に対して極端に過敏である方

その他

  • 金製剤(シオゾール等)の服用歴がある方(過去の服用であってもレーザー照射によって火傷や金皮症(色素沈着)を起こす可能性があります)
  • アンダーヘア全体が白髪の方(期待される脱毛効果を得られないため(脱毛効果における注意点))

介護脱毛に注意が必要な方

  • 3日以内にワクチン接種をされている方
  • 1ヶ月以内に前回施術部位の照射
  • ケロイド体質、アトピー体質の方 ※
  • 免疫抑制剤、ステロイド製剤、抗凝固剤、抗血小板剤を服用中の方 ※
  • 光線反応に過敏になる薬剤を服用中の方 ※

 ※テスト照射を行うこともできますので、該当される方でもお気軽にお問い合わせください。

介護脱毛当日の注意点

  • 飲酒されている場合には施術できません
  • 予防接種当日の方は施術できません
  • 発熱・流行性感染症・その他体調不良の症状がある方は施術できません
  • 施術前血圧が160mmHg以上で持続する場合は施術できません(再測定にて降圧していれば実施可能)

施術後当日の注意点

  • 施術後当日はサウナや入浴は不可(シャワーOK、翌日から入浴OK)
  • 施術後当日は激しい運動不可(ホットヨガ含む)
  • 施術後当日はプール不可
  • 施術後当日は飲酒を控える